MG 1/100 ガンダムTR-1 [ヘイズル改] レビュー

 人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させる様になってから 

 半世紀が過ぎた宇宙世紀(U.C.)0079。 

 地球からもっとも離れたスペースコロニー・サイド3が 

 ジオン公国を名乗り、 

 地球連邦に対して独立戦争を仕掛けた。 

 後に一年戦争と呼ばれたこの戦いは、地球連邦の勝利に終った。 

 しかし、ジオン軍の残党は 

 各所に潜み連邦に対する抵抗活動を行ったのである。 

 U.C.0083、 これらのジオン残党の討伐を 

 目的とする特殊部隊・ティターンズが設立された。 

 だが、ティターンズは地球至上主義を掲げ、 

 スペースノイドの粛清に走るようになる。 

 U.C.0084.11月、 ウェス・マーフィー、小隊長に就任。 

 ジム高機動型、アレキサンドリア級巡洋艦アスワンに配備。 

 同年.12月、 青年士官エリアルド・ハンター、 

 カール・マツバラがT3に配属。 

 ジム・スナイパーⅢ、ガンダムTR-1、アスワンに配備。 

 U.C.0085、7月、 バスク・オム大佐は 

 サイド1で作戦行動をとっていた。 

 部隊長オットー・ペデルセン大佐のバスク大佐への対抗心により 

 月からサイド1へと向かう輸送艦の護衛に 

 駆り出されたMS実験小隊 T3 

 (ティターンズ・テスト・チーム) マーフィー小隊は、 

 苦戦したものの任務を無事遂行。 

 エリアルドは、ガンダムタイプのMSを 

 運用する自分たちを誇りに思っていた。 

 だが彼らは知らなかった。 

 護送した輸送艦に積まれていたのが猛毒のG3ガスであり、 

 サイド1・30バンチコロニーの住人300万人を 

 皆殺しにするものであるという事を。 

 U.C.0087、 ティターンズに対抗する 

 反地球連邦組織・エゥーゴはついに軍事行動を起こす。 

 同時期、小惑星アクシズに拠って 

 ジオン再興を目指すジオン残党も活動を開始。 

 3月2日、 エゥーゴ、グリーン・ノア1より試作MS2機を強奪。 

 3月18日、 アーガマ、サイド1、30バンチに入港。 

 5月11日、 エゥーゴ、地球連邦軍ジャブローを攻撃。 

 時限核爆弾により基地は壊滅。カラバと合流。 

 11月16日、 ダカールの連邦議会を占拠。 

 全世界にティターンズの実態を告発。 

 U.C.0088年2月  ティターンズは、エゥーゴが 

 「メール・シュトローム作戦」によって 

 手にしたコロニー・レーザーを奪還する為、 

 総攻撃を仕掛けていた。 

 コロニー・レーザーの支配権を窺うアクシズが 

 この戦闘に加わった為、闘いは三つ巴となっていた。 

 同年2月22日、 エゥーゴがグリプス2を奪取。 

 コロニーレーザーによりティターンズ艦隊は壊滅。 

 参戦していたT3部隊も壊滅した。エゥーゴも戦力の大半を失う。 

 同年5月、 元ティターンズ構成員の軍事裁判が始まる。 

 元構成員は戦争犯罪人として厳しい扱いを受けていた。 

 エリアルド・ハンター中尉も軍法会議にかけられる事になった。 

 第一の罪状は「30バンチ事件」への関与である。 

 弁護を引き受けた法務官コンラッド・モリス少佐にエリアルドは 

 その栄光と挫折の日々を語り始めるのだった…。 

 有罪にしようとする連邦上層部の動きにより 

 マーフィー大尉、カール中尉の行方も分からない。 

 果たしてコンラッド少佐は彼らの行方を掴み、 

 エリアルドの無実を勝ち取る事ができるのか…。 

 (電撃ホビーマガジンより抜粋) 

 漫画コミックが出ているらしいので内容を知るなら、そちらが分り易そうですね。 

 ↑ 2017.09.24 MG 1/100 ガンダムTR-1 [ヘイズル改] のレビューです。 

 価格4860円。送料540円なので、計5400円です。(税込み) 

 プレミアムバンダイ限定の商品です。 

 ↑ 骨組み。説明書の順番と違う組立順ですけどね。 

 私は後から装甲を着せていく事に喜びを感じる変態なんで、 

 皆様はちゃんと組み立てて下さいネ。 

 骨組みに銃とか、裸に靴下みたいな事しやがって、もう。 

 MG ガンダムMK-2 Ver.2.0のフレームを流用した物ですね。 

 前屈があまり出来なかったり、股関節の扱い辛さなど 

 胴体周りの可動域が今となっては少し古い気もします。 

 ↑ 目はシールではなく私が塗りました。 

 ロボット魂とかその他の玩具だと 

 目は塗装されてるのにMGはずっとシールですね。 

 未塗装の目と塗り済みの目の部品 

 両方付ければ良いんじゃないかと思うんですけどね。 

 フレームは少し古いですが腕や足は可動域が広いです。 

 ↑ 箱は大きいです。縦39横31cmぐらいです。 

 限定品なので、いつもどおり、単色の色のイラストです。 

 派手じゃないので、なんか損した気分に毎回なります。 

 でも値段が上がるならいいか。 

 ↑ 説明書はカラーのイラストが載ってます。 

 ↑ 説明書の作例。勿論、私は塗装技術が無いのでパチ組みってヤツです。 

 νガンダムのカラーに近いですよね。そりゃあ人気出ますよね。 

↑ ヘイズルの色はライトグレーに近いので真っ白ではありません。 

なので白の成型色もそうなってます。 

 ↑ シール。兎さんのマークなのはウェス・マーフィー小隊長が 

 兎好きだからですね。 

 私のレビューではシールは貼っていません。 

 ↑ ヘイズル改は、ジオン残党との戦闘で 

 大破したマーフィー隊長のヘイズルを 

 コンペイトウに配備されていたジム・クゥエルのパーツと、 

 アスワンにストックされていたヘイズル用の 

 予備パーツで修復した機体である。 

 このヘイズル改には、初代ヘイズルで蓄積された実戦データと 

 機体開発のノウハウが盛り込まれており、 

 「後付け感」が強かった機体各部の強化パーツは 

 内部構造や他のパーツとのバランスが再検討され、 

 MSとしての完成度が高められている。 

 その結果、外観はより統一感のとれたフォルムとなり、 

 軽量化やスラスターの出力強化によって 

 推進力は約10%ほど向上している。 

 またコックピットには研究が 

 進められていた360゜全天周モニターと 

 リニア・シートシステムが試験的に導入され、 

 OSもバージョンが更新された為、機体の操作性は 

 初代ヘイズルから大幅に進歩している。 

 ヘイズル改の形式番号は 

 エリアルドが乗るヘイズル2号機に「RX-121-2」のナンバーが 

 与えられたことから、 

 この修復を機に「RX-121」から「RX121-1」へと切り換えられている。 

 ↑ ガッシリとしたプロポーションです。 

元ジム・クゥエルというのが分からないぐらいですね。

 増加装甲の様に見える強化パーツはヘイズルの装甲そのものなので外せません。 

 ↑ MG 百式とほぼ同じ身長。ゴツさは全然違います。重MSですね。 

 ↑ 角ばったトサカに大きめなツノ。目は 

 初代ガンダムと比べると小さいので光を当てないと見え難い感じです。 

 フェイスは平面的ではなく奥行があるタイプですね。 

 トサカのカメラだかセンサーの様な部分はクリアーパーツで再現されてます。 

 ヘイズルは本当はジムなんですがジオン残党に対し 

 視覚的な影響をテストする為にガンダムヘッドを付けています。 

 ですが、強化パーツにより、 

 ガンダムタイプに匹敵するポテンシャルを持つとされています。 

 じゃあガンダムやないかい。どっちなんだい? 

 ガンダムです 

 ↑ 肩のフォールディンググリップは上から見ると 

 ボールジョイントが見えてしまうので 

 オモチャっぽさを感じます。オモチャですけど。 

 ↑ 一年戦争時代のMSと比べるとホントに大きく感じますよね。特に脚の太さ。 

 ↑ コックピット開閉。あんまり開きませんがそういう設定なんでしょうね。 

 ↑ Eパック方式の試作ビームライフル。 

 Eパックは外せません。手の平の凸で保持します。 

 ↑ 腰のEパックは外せますのでビームライフルを取り付けられます。 

 ↑ フォアグリップを掴んだ構えが可能です。 

 ↑ 腕の可動域は広いです。前腕が少し短い気もしますけどね。 

 腕が短かったり喉が短かったりというのはMGで結構感じます。 

 襟と干渉するとか良くありますね。 

 ↑ 片膝立ちも可能。股関節が前方に移動できるので 

 可動域を広げてくれます。 

 太腿の装甲は膝を曲げるとスライドします。 

 ただ、元々古いガンダムMK-Ⅱ用のギミックで 

 大型化したヘイズルの脚には心許ない感じです。 

 弄ってるうちに前後に動いちゃうので少々扱い難いです。 

 保持力も横方向はギリギリの古いタイプの股関節なので、 

 もし次、ヘイズル系のMGを出す時は 

 専用の股関節に直してほしいです。 

 今のMGって股関節はボールジョイントじゃないですからね。 

 ↑ 開脚はこのぐらい。アクションフィギュアとして見るならこれでも充分ですが 

 やはり最近のMGと比べると開脚の幅は狭い方です。 

 ↑ ブースターポッドはベクタードスラスターとして 

 高い機動性を与えている。 

 上下に動かす事が可能で、少し引き出せば垂直にまでなります。 

 ↑ 広い可動域により、慌ただしい朝の日常ポーズも再現可能ですね。 

 ↑ ヘイズルの特徴であるシールドブースター。 

 スラスターとシュツルム・ブースターをさらに発展させた複合用途の装備。 

 ↑ 盾&ブースターなのでバックパックに付けられます。 

 普通の盾も持ってるのは一時期、 

 シールドブースターを破壊されて失ってたので 

 仕方なく普通のを使っていたから らしいです。 

 本来はシールドブースター2枚で 

 強襲形態を取った方が運用し易いと思われます。 

 シールドにプロペラントタンクが付いているのは 

 危険に見えますが 

 これは逆でブースターとして燃料を使い切ってから 

 盾として廃棄せず利用するという物です。 

 また低可燃性の推進剤を使う事で 

 被弾による誘爆の危険性も低くしています。 

 ↑ MG ヘイズル改は前から見るとガンダムMk-Ⅱに少し似てますが 

 後ろはスラスターの多さなど違いが分り易いですね。 

 ↑ 後ろの腰アーマーは設定ではアレックスの 

 チョバム・アーマーを改良したものです。 

 胴体の前面にチョバム・アーマーを装備した形態もあります。 

 この後ろの腰アーマーは動かないので 

 ポージングの邪魔をする事もあります。 

 ↑ 肩のホールディング・グリップは最終形態にしか使用しない為、 

 不使用時、ヘイズル改ではマルチ・ディスチャージャーに換装される。 

 改修前のヘイズル時はグレネードランチャーなどに 

 装備を変えられるという設定です。キットではただの棒です。 

 ↑ ヘイズルの最終形態がコレです。改に改修される前の最終形態です。 

 なので色も改と違います。 

 初見のジオン残党はモビルアーマーに見えた様で 

 3枚のシールドの間からガンダムの頭が出てきたので 

 ビビったらしいです。 

 実際は手を下げただけなんですが(;'∀') 

 改になってグレーになったのはティターンズのテスト機は 

 グレーが一般的だからだそうです。 

 テスト機カラーに正されたのでしょうかネ。 

 ↑ イキったポーズのヘイズルさん。 

 角ばったMk-Ⅱみたいでカッコイイですよね。 

 ↑ 難解な内容の機動戦士 Ζガンダムを 

 一言でいうと反抗期コメディアニメです。(違う)。監督自身も反抗期ですから。 

 そのスピンオフという事で話は複雑ですね。私も分りません。 

 ブライトさんを殴ってるのはカクリコンか誰かですね。 

 ↑ そんな目立つスナイパーがいるか! 

 考えてみれば百式ってエゥーゴのリーダー機ですよね? 

 ↑ MG 百式改と。ΖかΖΖの機体か知らんけど、同じMSVみたいなものですね。 

 ↑ ちなみに電ホビにて古木誠人 氏が作ったヘイズル アウスラです。 

 ラストシューティング仕様。 

 MG化ギリギリできそうな大きさですね。 

 ↑ ちなみに電ホビにて、中村圭 氏が製作した 

 ヘイズルの最終強化プランの 

 通称:ヘイズル ハイゼンスレイです。胴体はプリムローズが 

 変形した物で正面に増加装甲が付いています。 

 主人公エリアルドはウーンドウォートに乗っている為か分りませんが 

 こちらは実戦配備されず、プランのみの機体です。 

 ウーンドウォートと同じく 

 各オプションのコアとしても運用可能です。 

 女の子みたいなウーンドウォートよりこっちの方がカッコイイです。 

 ↑ ヘイズル ハイゼンスレイのこのツノ飾りが良いんですよね。 

 大きなアンテナって私はあまり好きじゃないのですがコレは好きです。 

 ↑ スピンオフ系では恒例の巨大兵器化。 

 ウーンドウォートとファイバーⅡがドッキングしたモード。 

 前述の様にコアはヘイズル ハイゼンスレイでも良いのです。 

 ↑ さらにファイバーⅡと 

 ダンディライアンⅡが合体した究極形態インレ。 

 真ん中にガンダムが居ますね。インレのパーソナルマークは 

 テスト機だった兎が 

 ティターンズの鷹の兵器として完成した事を現しているそうです。 

 これが投入されればエゥーゴの勝利は覆っていた 

 と書かれています。投入されてないんですね。 

 とても巨大で高さだけなら 

 逆襲のシャアのa・アジールぐらいの高さがあります。 

 という事はこの時代にa・アジールが有れば 

 余裕という事になるのでしょうか? 

 万全じゃないリ・ガズィにやられてた様な気もしますけど。 

 以上、MG ガンダム ヘイズル改のレビューでした。 

 私的には股関節が少し気になりましたが厳つい体型などとても気に入りました。 

 オプションパーツが今後出るのか、そこが気になりますね。 

 説明文は何年か前の電ホビを参考に 

 付け加えた物なので変更点や誤りがあるかもしれませんのでご了承下さい。 

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